はじめに
独自のガラス被膜で美しい輝きを放つキーパーコーティングですが、施行後の手入れで疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。 「洗車できるのか、頻度も知りたい」 「ワックスはかけていいのか」 「剥がれても再施行できるのか」
せっかく愛車に予算を費やしたのですから、できるだけ長く効果を持続させたいですよね。
そこで今回は、キーパーコーティング施行後のお手入れ方法や注意点をご紹介します。このページを読むと、キーパーコーティングの輝きを最大限引き出し続けることが可能です。
専門用語はできるだけ省いて説明しますので、車に詳しくない人でも気軽にご覧ください。
手入れはコーティングの種類により少し異なる
コーティングに合った手入れをしないと、効果を長く持続させることはできません。 そもそもコーティングといっても、種類は大きく3つあります。
コーティングの種類 | 該当するキーパーのメニュー |
---|---|
ガラスコーティング | クリスタルキーパー、ダイヤモンドキーパー、Wダイヤモンドキーパー |
ガラス系コーティング | 該当なし |
ポリマーコーティング | ピュアキーパー |
上記のうち、キーパーではガラスコーティングとポリマーコーティングを施行しています。つまり、ガラスコーティングとポリマーコーティングに合った手入れをする必要があるのです。
ガラスコーティングのお手入れ方法
ダイヤモンドキーパーやクリスタルキーパーは、1~2週間に一度の洗車だけで十分です。
洗車による手入れの目的は、コーティング本来の輝きを維持するためです。排気ガスや雨、鳥のフンや虫の死骸が付着すると汚れて本来の輝きが出ないため、取り除く必要があります。
ワックスは推奨されていないのですが、理由は汚れを付着させる原因になってしまうからです。
なお、ダイヤモンドキーパーは施行店に1回/年のメンテナンスを依頼すると、効果を5年間も持続させることができます。(洗車だけでも3年耐久)
普段の手入れは洗車だけで十分ですが、長く持続させるなら年1回のメンテナンスを受けましょう。
ガラスコーティングの手入れにおける注意点
以下は、ダイヤモンドキーパー/クリスタルキーパー施行車を洗車するときの注意点です。
- シャンプー洗車は洗い残しがないようにする
- コンパウンド入りカーシャンプーは使わない
カーシャンプーの洗い残しは、汚れの原因になります。凹凸が大きな形状や個性的な形状をしたボディの車は、特に洗い残しが発生しやすいので注意しましょう。
コンパウンド入りのものはコーティングを剥がしてしまうので、コンパウンドの入っていないものを使うようにしてください。
「洗車は苦手」という人は、コーティング施行店に依頼すると確実です。
ポリマーコーティングのお手入れ方法
ポリマーコーティングは、水洗い洗車を推奨します。
カーシャンプーを使うと、コーティングが落ちる可能性があるからです。ただし、ピュアキーパーは汚れがついてもコーティング膜内に浸透しないので、水洗いでも簡単に汚れが落ちます。
なお、ガラスコーティング施行車と同じでワックスがけは必要ありません。
また、ピュアキーパーは2~3ヶ月(施行時間40~60分)で繰り返し施行することで輝きを維持できて、しかも洗車までセットになっているため手入れは楽です。
コーティングが剥がれた場合の対応
事故を起こしてコーティングが剥がれた場合は、部分施行も可能です。
車両保険を使うこともできますが、条件があります。
- コーティングの「施行証明書」を提出
- コーティングの保証期間内であること
- 定期的にメンテナンスを行っていること
細かい内容は保険会社によって異なるので、加入している保険会社に確認しましょう。
まとめ
今回は、キーパーコーティング施行後のお手入れ方法や注意点をご紹介しました。
以下に、お伝えした内容をまとめました。
ガラスコーティング: 3年が目安なら洗車だけ、5年が目安なら年1回のメンテナンス
ポリマーコーティング: 水洗い洗車のみ、3~4ヶ月に1回の繰り返し施行
適切な手入れの方法で、美しい輝きとツヤを長く維持していきましょう。