本日はリピーターのお客様がお越しくださっております。
お預かりしたお車は、広く周知されているコンパクトカー、三菱ミラージュ。1987年に、三菱初の前輪駆動車として華やかにデビューを飾った一台です。今回この車両には3回目の「クリスタルキーパー」、そしてガラス窓には「超撥水ガラスコーティング」を施していきます。

クリスタルキーパーとは塗装へ施すコーティングのことで、当店で一番需要のある施工です。1層目にはガラス被膜、そして二層目にはレジン被膜が被せられ、さまざまな外的要因からベースとなる塗装をしっかりと守ります。

さまざまな外的要因とは、鉄粉の浸食や酸性雨、そして洗車傷や水分に含まれるカルシウムなどのミネラル成分のこびり付き、そして紫外線などを指します。何もコーティングをしていない状態の塗装は、このダメージを一手に受けることになりますので、色あせや傷、穴あきなどの傷みが早期に来てしまうでしょう。

折角のカラーが色褪せてボヤッと見えたり、塗装が痛み切ってツヤがなくなってしまう…せっかくの愛車がそうなってしまわないうちに、早々に手を打つ必要があります。見た目が気にならない方なら必要のないお手入れですが、お気に入りのお車をずっとキレイに乗っていたいとお考えの方でしたら、キーパー施工がお勧めです。

クリスタルキーパーは、塗装を守るだけではありません。リーズナブルな価格ながら、その美しい仕上がりにも定評があります。それは、二層に重なった被膜が、それぞれ屈折率の違う被膜のため、それが重なることで塗装が平滑に整えられ、美しい光沢が生まれるところが注目されているからです。

塗装にガラスの様な透き通るツヤが乗れば、ベースのお色はクッキリと鮮やかに見えます。したがって、歴史のある車両でも目を見張るような美しい光沢を楽しむことができるようになります。

また、クリスタルキーパーを重ねる毎に年々ツヤ感が増していくのもお勧めする理由の一つです。それは、二回目以降の施工で傷んだ表面の被膜を取り去り、内側のガラス被膜を強化するためです。気になった方は、ぜひクリスタルキーパーをお試しくださいね！

こうして作業は終了し、麗しいツヤをまとったミラージュが完成いたしました。うるうるとした潤いを感じる艶めきは、年季を感じさせない見事な美しさです。「古い車やのにずっと綺麗に乗ってられる…！」と、お客様からも嬉しい言葉を頂き、スタッフも暖かな気持ちになりました。

この度は、再び当店へ足をお運び頂き心より感謝いたします。
今後もぜひお気軽にお越しくださいませ。
ありがとうございました。