本日のお客様はリピーター様です。
お預かりしたお車は、三菱から販売されているekカスタム。環境に優しいエコな機能や、優れた走行性能も兼ね備えており、精悍なフロントデザインも人気の一つとなっているお車です。

こちらの車両へのコーティングは今回で３回目。数回コーティングを重ねた効果もあってツヤ感は残っており、一見キレイな状態です。しかしながら、車両表面に多めの小傷とさまざまな要因のシミが付着しておりましたため、軽研磨を掛けて一旦ベースを平滑に整える作業を行い、その上からフレッシュキーパーを施していくことになりました。

キーパー施工をしたのに、小傷が付いたりシミが付くのはなぜなのか？そう思われる方も多いでしょう。それは、表面に施されたレジン被膜が「犠牲被膜」と呼ばれている性質のものだからです。お車は、常に塗装が痛む脅威にさらされています。その原因は、飛び石・洗車などからつく小傷、紫外線、水分でこびり付くミネラル成分や空気中に浮かぶ鉄粉などによるものです。コーティングをしていないお車は、大切な塗装がむき出しになっているため、このような外的要因を直接受けることになります。

すると、塗装は色あせや傷、光沢の損失や錆び、穴など、惨憺たる状況へと陥ってしまうのです。痛みが進んた塗装は、元のような美しい見た目に戻すのが難しくなります。そのようなことにさせないため、代わりにレジン被膜に犠牲になってもらう、というのがコーティングの一番の目的です。したがって、ベースの塗装の代わりにダメージを受けたレジン被膜は時間と共に劣化していってしまうのです。

ですが塗装と違って、犠牲になったレジン被膜は施工で容易に落とすことができます。すなわち、傷んだレジン被膜の下にはまだキレイな状態の塗装が残っているため、上から新しい被膜を被せれば再び美しいビジュアルを楽しむことができるのです。

今回の軽研磨は、目立ってしまった小傷を平らに均すというものです。軽研磨は傷のエッジだけを磨いて大切な塗装の厚みをそのままに美しいベースを造り上げる施工です。この工程は、大切な塗装に負担を掛けないよう熟練のスタッフが対応しますので、安心してお任せくださいね。

さらに上からフレッシュキーパーを掛ける作業で、車両を元の美しさに戻していきます。フレッシュキーパーが施工された車両には、ウルっとしたトロミを感じるツヤ感と驚きの防汚効果が付与されるため、洗車の回数を極端に減らせるのも魅力です。年に一度の施工でずっとお車の美しさを守ることができますのでお勧めですよ♪

こうして、施工は無事に終了。眩しいほどの光沢をまとったekカスタムが出来上がりました。手触りまでもつるつるになった感じは画像からも伝わっているのではないでしょうか。

納車時にはお客様も大変喜ばれ、「すごい！傷が目立たなくなってる！」と嬉しいお言葉を下さいました。

この度は再びのご依頼、心より感謝いたします。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします！
ありがとうございました。