キューブの曲線ラインを、クリスタルキーパーで引き立たせる。
ご依頼は、車検とキーパー施工です。前回に引き続いて「クリスタルキーパー」を施工し、オプションにはガラス窓をキレイにしてから撥水効果を与える「超撥水ガラスコーティング」を施していきます。
お預かりしたお車は日産のキューブ。角ばったフォルムの中にどこか優しさを感じるモダンなエクステリアが特徴的なお車です。バックデザインが非対称になっている所からも、遊び心が溢れているのを感じますね。
この車両への施工は、前回の車検から二年ぶりですが、以前コーティングした時のツヤは残留していました。汚れの目立ちは少なく、撥水効果が若干の弱まりを見せている程度です。
さっそく今回も、熟練スタッフが丁寧に施工してまいります!

クリスタルキーパーは、ベースにガラス被膜、そしてトップへレジン被膜が施されたコーティングです。この2層で構成された被膜により、塗装が平滑に整えられますので、表面には透明感のあるガラスの様なツヤをまとうことができるという仕組みです。このツヤには、強い撥水効果と水シミが付着しにくくなるという効果も付属していますので、特にミネラル成分の白い汚れが目立ちやすいブラックの塗装には、うってつけの施工と言えるでしょう。
クリスタルキーパーの持ちは基本1年と言われていますが、1年で効果がなくなるのとは違います。ただ、表面に施されたレジン被膜がベースの下で守られている塗装に変わって、酸性雨や紫外線、洗車傷などからのダメージを引き受けてくれるため、徐々に傷んでいってしまうのです。しかしながら、この状態でも、一番下層にある大切な塗装は守られています。
すなわち、時間が経過することによってコーティングの効果が失われているように感じるのは、レジン被膜が痛んだことで見た目に多少の影響を及ぼすことになるのが原因なのです。したがって2回目以降の施工は、傷んだレジン被膜を入れ替えるという作業が主な目的になります。
さらに、古いレジン被膜を除去した時点で、内側のガラス被膜をより強化する作業も行いますので、1度目の施工よりも2度目の方がツヤに深みが足された仕上がりを楽しむことができるのです。
鉄粉などが多い駐車場などに止めていればレジン被膜の痛みは早まりますが、お客様のように駐車場の環境が良かったりお手入れがマメな方であれば1年を超えてもキレイな状態を保つことができます。このように、コーティングの効果は環境によっても左右されますので、ご依頼はレジン被膜の痛みを見ながらお客様のペースでお持ち込みくださると良いでしょう。

こうして、再び新車の美しさを取り戻したキューブが出来上がりました。とろけるようなツヤ感がキューブの曲線を引き立たせ、一層存在感の増した仕上がりです。お客様も、「2年に1度、とてもキレイになるのが楽しみ」と仰ってくださいました。
この度は再び当店のキーパー施工をお受け下さり、ありがとうございます。
またいつでもお気軽に当店へお寄りいただけると嬉しいです。
スタッフ一同で、お客様のご来店を心よりお待ちしております。
- 施工内容
- クリスタルキーパー 超撥水ガラスコーティング
施工店

KeePer PROSHOP 栗東工業団地
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