今回は、栗東市よりリピートのお客様がお越しくださいました。
お預かりした車両は、トヨタのシエンタです。
段差のない低めの床とフラットなフロアは、乗り手の使い勝手に拘りをもって制作されているのを感じますね。青空のような美しい色味も人目を惹きます。

早速状態を拝見すると、ガラス窓に油膜の付着そして塗装に鉄粉の付着と、全体的な水弾きの弱まりが気になりました。そこでオプションに、ガラス窓へ透明感と撥水効果を与える超撥水ガラスコーティングと、塗装の鉄粉取りをチョイス。
それから、以前はメインの施工にクリスタルキーパーをご注文くださっていたのですが、前回は新商品のフレッシュキーパーをお試しくださり、その仕上がりをお気に入りくださったとのことで、今回も引き続き同じフレッシュキーパーをご依頼くださる運びとなりました。

通常の下処理に鉄粉取りを加えるのは、コーティングをする上で大切な工程です。鉄粉は、普段空気中に飛散しています。特に多いのは線路際や車通りの多い幹線道路沿い、高架橋の下、鉄工所近辺です。
一番つきやすい箇所はボンネットの上やルーフになりますが、ボディ全体に鉄粉がつく可能性があることも視野に入れましょう。

鉄粉は付着した後、酸性雨によって酸化し腐食が始まります。そうしてこびり付いてしまうと、塗装を痛めたり穴が開いたりさせるなどのトラブルに発展してしまいますよ。鉄粉は見つけたらお早めに取り除くのがポイントです。ご自身で除去はできますが、力加減を間違うとより大きなトラブルになりかねませんので、作業は慎重に行いましょう。プロの手に掛かれば、短時間で塗装を傷めずに除去できますのでお勧めです！困ったこびり付きを見つけたら、当店スタッフまで是非ご相談くださいね。

次に行うのは、お客様のお気に入りくださったフレッシュキーパーです。「雨が降るだけで汚れが落ちる」。この触れ込みは、かなりのパワーワードです。
通常なら、洗車してきれいにした車両に雨が当たると、再び汚れてしまうというのが一般常識だったはずです。しかしながら、フレッシュキーパーが施工された車両は汚れが密着しませんので、雨が降るだけで汚れが水と共に地面へ流れ落ちてくれます。雨上がりの車両の綺麗さに、嬉しい驚きを体験することができますよ。

仕上げに超撥水ガラスコーティングを施せば、作業はすべて終了です。目の覚めるような美しいブルーにトロミのツヤが乗り、思わず二度見してしまいそうになるほどの存在感がでましたね！仕上がりをご覧になったお客様は、今回も嬉しそうです。「やはりキレイになる。蘇る。」と、最高の誉め言葉をくださいました。

いつも当店のご利用、本当に感謝いたします。
またメンテナンスの折にはぜひ、お気軽にお寄りくださいませ！
ありがとうございました。