本日のお客様は栗東市からお越しくださいました。
お預かりしたのは、軽キャブバンNo. 1の積載能力を誇るスズキのエブリイ。艶やかなブラックの塗装に真四角の瞳がキラリと光る可愛らしいビジュアルが特徴的です。

今回は中古車をご購入されてから初めてのコーティングです。コンディションを拝見すると、購入後まだあまり乗られていないのか塗装は良い状態です。ただし、鉄粉やミネラル成分の付着によるガビガビとした手触りの汚れが若干あり、水弾きの弱まりが気になりました。

そこで今回、塗装にはCMでおなじみのフレッシュキーパーを。そして、下処理には鉄粉取りをくわえ、レンズコーティングも乗せていく運びとなりました。

レンズコーティングとは、ヘッドライトやウインカー、ホグランプやテールレンズ、ハイマウントストラップランプ、リフレクターなど、お車のありとあらゆるレンズをガラス被膜で丁寧にコーティングしていくという作業です。レンズは劣化などで曇りや変色が出ると、お車の美醜を損ねるだけではなく、交通安全にも大きく影響する大切なパーツです。

特に一番目立つ位置にあるヘッドライトは、飛び石などで損傷しやすいため、ガラスより数倍も丈夫なポリカーボネート樹脂が使用されています。透明感も高く新しいうちは美しいのですが、紫外線や熱に弱いという弱点もあり、時間の経過で黄色っぽく変色しやすいのが難です。

それを防ぐのが今回お受けいただくレンズコーティングなのです。細かい傷に寄る白ボケや醜い黄ばみを防きますので、レンズが美しいうちに施工しておくのが肝です。

ただし、変色してしまったお車は、「ヘッドライトクリーン＆プロテクト」という施工もあります。こちらでしたら、変色してしまったレンズに磨きをかけて元の美しい透明感を取り戻した上で変色防止のコーティングができますので、ぜひ当店までご相談下さいね！

また、塗装に施すフレッシュキーパーは、屈折率の違う二種類の被膜を重ねた画期的な施工です。どういうことかというと、物質中の光伝導の違うものどうしが重なっているため、塗装表面が限りなく平らに均されるという事なのです。

つまり、手触りはつるんつるんで、見た目の輝きは塗れたような美しいツヤに仕上がります。雨が降るだけで汚れ落ちがかなう感動はぜひご体感いただきたいです♪

こうして作業はすべて終了。まるで黒い宝石を思わせるような美しいエブリイが完成いたしました！今回は初のコーティングだったため、お持ち込みいただいた当初と比べると、まるで生まれ変わったようなうつくしい輝きに仕上がっております。これをご覧になったお客様は大変驚かれました。引渡し時には、ご一緒に写真撮影をしてくださるような微笑ましい場面もお見せいただけ、スタッフも感無量です…！

今後もぜひメンテナンスには当店をご利用くださいませ。
スタッフ一同で、お客様のお越しをお待ちしております。
ありがとうございました。