本日のお客様は、東近江市からお越しです。給油に車検、そしてキーパー施工のご依頼を頂戴しました。
お預りしたお車は、ダイハツタント。イタリア語で「とても広い、たくさんの」という意味を持つタントは、その名の通り、広々とした快適な車内空間が魅力の一台です。走行性能が高く、乗り降りがしやすいなどの利便性にも優れていますね。

早速お車のコンディションを拝見すると、お手入れが行き届いており、特にシミも見当たらなく良い状態を保っています。このお車には毎年のように何度もクリスタルキーパーを施工させていただいておりますので、今回も同じ施工です。

クリスタルキーパーは、高い撥水力と優れたツヤ感が自慢のコーティングですが、年々重ねるごとにツヤの美しさが増していくという利点があります。1回目の施工ではガラス被膜とレジン被膜の二層を重ねるお手入れとなりますが、二回目以降になりますと施工の内容が少しだけ変わります。

施工で被せられる被膜は、紫外線やさまざまなシミなどからベースの塗装を守る役割を果たします。つまり頑固なシミやダメージを、大切な塗装の代わりに「被膜」で受け止めるのです。そのため、1年程で外側のレジン被膜が痛んでしまいます。

そこで二回目の施工からは、傷んだレジン被膜を取り除くという下処理からスタートするのです。取り除かれたレジン被膜の下には、透明感のツヤを与えるガラス被膜が残りますので、それを同じガラス被膜で強化していきます。そして、仕上げに再度レジン被膜を被せるのです。
つまり、ベースのガラス被膜は年々厚みを帯びていくことになります。

毎回クリスタルキーパーを繰り返し施行するということは、仕上りが年々美しくなっていくということなのです。

今回も、クリスタルキーパーとは思えないほどの美しい照りに仕上がったタントが出来上がりました。
お客様が日頃行われている丁寧なお手入れが功を奏している部分ももちろんありますが、それだけではなく何度となく強化されたガラス被膜が驚くほどの照りとなって、タントを覆いつくしているのがわかります。
今回も、宝石のパールも恥じらうような輝きに仕上がりました。

お客様には大変喜んで頂き、有難い限りです。
こちらの方には他にも所有されているお車がございます。時期がきましたら再びお預かりさせていただくこととなりますが、そのたび丁寧な仕事で車両を艶めかせたいと思います。

その時に向けて、手練れのスタッフが再び腕を磨きつつお待ちしております！
この度もありがとうございました。